先日、TBSテレビのNEWS23でミャンマーの日本語学校(ミャンマー専門日系企業J-SATグループ)について取り上げられていました。

日本語学校では、日本語を10か月でマスター。驚異の即戦力人材を育成されていました。入学当初は「あ・い・う・え・お」といった基礎中の基礎学習からなのですが、卒業間際の生徒には、言葉だけでなく、日本での実践的なコミュニケーション、言葉の裏にある日本人の心まで説明されていました。

たとえば、飲み会に誘われて行きたくないとき。「今日は、ちょっと・・・」と曖昧な返事をする。これについて、曖昧な返事をする日本人に対して、「意味が分からない。こんな人、嫌だ。」と考えてはいけない。日本人がこういう言い方をするのは、誘ってくれた相手の気持ちを思いやってのこと、思いやりの心からなのです。といった細かなコミュニケーションまで伝えていました。

座学だけでなく、日本のアイドルの歌から盆踊りまで、みんなで歌ったり、踊ったり。楽しく学びながら、日本の文化に触れることで、日本を、日本人を好きになれるような工夫がなされていました。

卒業間際の若者が、日本語で語る熱い思い。

「私の育った家庭は経済的には豊かではありません。でも、心は豊かです。日本に行き、技術を学び、働き、5年間貯金をして、ミャンマーに戻って、ソフトウェア会社を立ち上げたいです。」とキラキラした目で語っていました。

ミャンマーでは、経済的に苦しい家庭環境もたくさんあります。でも、必死に働き、子供のために学ぶ環境を整えようとする家族の愛情があり、その家族の思いを一身に受け、這い上がろうとする若者がたくさんいます。学校では、そんな若者を将来のミャンマーを担うリーダーに育てようとしていました。

日本で、実際にミャンマーの若者を受け入れている企業の取材もありました。

「ミャンマーの若者は、意欲が高い。日本人は、仕事が増えることを嫌がってか、自らやりたい!ということはないが、ミャンマーの若者は、やってみたい!新しい機械をつかってみたい!など、意欲が高く成長スピードが早い」と取材に応じてられました。同時に、成長意欲の高い若者の熱い思いを聞き、実際の努力と行動、結果を目の当たりにするうちに、外国人労働者といった意識を超え、純粋に一人の人として、この若者を応援したいと考えるようになる経営者も多いように感じました。

幼少期、私自身、経済的には豊かな家庭ではありませんでした。でも、心は豊かでした。それは、希望に溢れていたからです。父も母も仕事熱心で、日本一のテーラーとして、必ず生活を良くするからといつも私たちに語ってくれ、たゆまぬ努力を続けていました。家族全員が、明るい未来に希望を持ち、将来につながると信じていたため、今の貧乏による我慢、外から見たら、ものすごい苦労を負ったように見える生活でも、私たち家族にとっては、なんの苦労でもない、未来につながる、幸せな苦労(努力)でした。

今回のテレビで、あらためて思ったこと。

希望溢れる未来を創りたい。
日本を希望溢れる国にしたい。

希望は、人の心を豊かに、人を幸せにします。

事業を通じて、希望溢れる未来をつくりだせる人になりたいです。